キッチンの排水溝を掃除
定期的に汚れを落としておかないと「ニオイ」の原因になってしまう排水溝の汚れ。
特に夏場は気になります。どこともなく、何かにおう…。
こういった場合は一番に排水溝を疑ってください。
排水溝用に、ポンと入れるだけの洗剤もありますから手軽に掃除できそう…。
そう思われる方もいらっしゃいますが、意外と、文字通りに奥が深いのがこのキッチンの排水溝です。
排水溝の掃除方法
まずは、日頃雑巾などに使用しているバケツを用意。
その中に、酸素系漂白剤漂白剤を説明書通りにお湯に溶かします。
酸素系漂白剤漂白剤溶液のなかに、菊割れゴムとゴミ受けカゴ、排水カバー(トラップともいう)を漬け置き。
30分~1時間もすれば、粗方の汚れは取れていますが、残ってしまった部分は、使用済みの捨ててよい歯ブラシでこすっておとしてください。
排水カバー(トラップ)の裏側は、特に汚れがひどいところですので、きちんと裏返してチェックし、丁寧に汚れを取り除いてください。
漬け置きしている間に、もうひと手間かけておきたいところがあります。排水ホースの中です。
ここにも、日頃の排水での食品のくずや油汚れが溜まっています。
中性洗剤を、排水ホースを取り囲んでいる水溜まりの中へ注ぎ込み、オーバーフローさせます。
排水ホースに洗剤が流れ込んだのを確認した上で、ホース用の長いブラシでこすってください。
できれば、お湯を使う方が油を溶かす効果が高くなります。
こうして、ホースの汚れまで落としたのち、先に漬け置きして汚れを落とした部品をもとに戻します。
シンクの下からホースを外してお掃除する方法もありますが、ちょっと難易度が高いのであまりお勧めはしません。
日頃の汚れ対策としては、やはり重曹が役立ちます。
重曹2分の1カップを排水の口の周囲にふりかけ、お酢1カップを少しずつ流します。
炭酸水のように泡立つ音がしますが、気にせずに。
10~20分そのまま置き、後はお湯で流せばよいのです。
日頃のお手入れを行っていても、排水ホースまではなかなか手が届かないもの。
特に夏場には、一度専門家によるお手入れをおすすめしております。
長い排水用のブラシの扱いに慣れずに、知らないうちに排水ホースを傷つけてしまい、水漏れしたというケースもあるようです。
細心の注意を払ったお手入れが必要です。