ブラインドの掃除の仕方

ブラインドも、手入れの難しい部分です。
あまり力を加えてしまうと、折れたり曲がったりしますので、あまり触りたくない…というのが本当のところですね。
そのため、ついついお掃除がおろそかになってしまうのです。

室内に漂う油分がほこりを吸い寄せてしまうのが、このブラインドの汚れ。
窓ガラスの内側の汚れと同じです。
ですが、拭き残しも良くありませんから、洗剤は極力使いたくないですね。
何度も拭き上げをしているうちに、羽を傷めてしまうことにつながるからです。

ブラインドの掃除方法

ゴム手袋をした上から、湿らせた軍手を手に装着してください。
指をブラインドの羽に１本ずつ差し込み、左右に滑らせてください。
こうすれば、手も切りませんし、冷たい水も気になりません。
無理な力を加えないよう、ゆっくりと。
ひもの部分まで汚れを連れて行ったら、指先で丁寧にホコリをつまむように取り除いてください。
軍手は複数組用意し、ローテーションですぐに使えるように事前に水気を含ませておくとスムーズです。
汚れが目立ち始め、どうしても洗剤を使いたいときは、最低限の濃度で。
何度も拭き上げることが羽の曲りなどを招きますので、洗剤を取り除く仕上げ拭きが１回で済めば一番良いです。

もしも庭で高圧洗浄機が使える環境であれば、作業はもうちょっと楽かもしれません。
ブラインドを取り外し、物干し台に吊るして、高圧洗浄機の水を吹きかけるのです。
これでホコリを落とせれば、そのまま水分を飛ばしましょう。

ブラインドは、素材も金属製、プラスチック製、木製とさまざまありますし、羽の広さもさまざまです。
掃除の必要な頻度も状態によって当然変わります。
無理なお掃除で、ブラインドの角度調整や昇降をするためのヒモが切れてしまうこともあります。

専門業者でしたら、それぞれのブラインドに適した洗剤を使用してくれますし、なにより経験が豊富です。
そのブラインドに一番良い力加減でのクリーニングをしてくれます。
また、羽の曲りを調整してもらえる場合もあるので、まずは相談してみることをお勧めします。