エアコンの自動掃除機能とは？
「自動掃除機能」と聞くと、「メンテナンスフリー」といったイメージを抱きがちです。
エアコンの掃除をしなくてもいいの？フィルターもそのままでいいの？
あまり神経を使わなくても、メンテナンス面でも体調管理の面でもラクチンな気持ちになれます。
ですが、本当に「ラク」なのでしょうか。
結論からいうと、お掃除機能付きだからといってメンテナンスフリーではありません。
機種により自動掃除の方法は２種ほど。
ダストボックスにフィルターの汚れを「かきあつめて溜める」タイプと、ホコリをホース内部に遠して、「室外に放出する」タイプがあります。
熱交換器（アルミフィン）や送風ファンの周囲については清掃はしません。
かきあつめて溜めるタイプですと、フィルターのお掃除のサイクルが多少長くできる程度。
集まったほこりは自分の手で捨てなくてはなりません。
室外に放出するタイプですと、ご近所への配慮という面では少々不安ですし、ホースの内部にホコリが付着し、トラブルを起こしやすくもなります。
そのため、エアコンの清掃専門業者の中には、「自動掃除機能のついたエアコンは掃除しません」と謳っているところもあります。
ないしは、「自動掃除機能つきは清掃料金が割高」で対応しているところもあります。
では、自動清掃機能を止めてフィルターを自分でお掃除すればよいのでしょうか。
やはり、ご自身でのフィルター掃除の方がよいでしょう。
ですが、自動掃除機能のために、フィルターが外しづらくなっていたりしますので、取り外し時には細心の注意が必要です。
日頃はお掃除機能に任せて、週末に自分でお掃除をするという使い方が一番ベストなお付き合いの仕方ではないでしょうか。
やはり、あまり過大な期待をしない方がよさそうです。
様々な方のブログや商品口コミを見てみても、「次は自動掃除機能がついていないものを買いたい」というご意見も多いように見受けられます。
その理由として、
・専門業者にお掃除を頼めなかった
・頼めたとしても高価だった
・自分でフィルター掃除するのが面倒だった
といったものが多く散見されます。
やはり、まめなフィルター掃除にかなうものではなさそうです。
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